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【慈悲喜捨】人間関係に悩んだ時の治癒方法 2023年を振り返り

 

1.はじめに

 競争化社会の中、気持ちを安らかに保つことはとても困難ですが、自分の気持ちの持ち方で安心して過ごせることができます。 問題は自分の心の持ち方次第だからです。その方法が、仏陀の「慈悲喜捨」になります。7つの習慣とも似ているとこがありますが、「慈悲喜捨」の方が、再認識しやすくわかりやすい考え方として利用できると思います。

 さて、具体的なお話をしたい思います。最近職場が変わって、新たなチームに所属することになりました。少し経つと、価値観の違いなどにより人間関係のもつれがつきものになってきます。私も、いくつか平行していた 若いチームのPRJの一つで、ちょっとしたいざこざに巻き込まれてしまいました。結果、「慈悲喜捨」の気持ちで自己分析をもっと早く解決できたと後悔することになるのです。

 噂が広がるのも早いものです。考え直すきっかけとなった、相方と上司との食事タイムに感謝しなければと思います。悩んでも 何の利益にもならないので、今の不安な気持ちをやわらげ、かつこれから円滑な人間関係を構築するために役立てていく。という気持ちに切り替えられたのは、今回する紹介する手法で解決していきます。

2.現象

 PRJは、本業とは別に、途中で参加する形となり、今までのIT経験を少し活かしますという立ち位置から和気あいあいと進めてきました。しかし、早くからPRJに参画した若手一人が徐々に、冷たく突き放すようなっていきました。「今まで一人でやってきた。自分が全部やってきた」という発言も増え、突っ走るようになる。一方、PRJもいい形に進み、私を推薦した上司(高い職位の方)の期待は大きく、私からの報告を求めるようになりました。それは、逆に若手一人の承認欲求や独占欲が強めていく形になっていきます。私の方は、今までの経験などをもとに熱い想いを、「~すべき」ではないかとチームに提案するようになり、「間違い」を「変えていこう」と考えるようになってきました。結果、仕事はうまくいき安定期に入ったが、若きリーダーとの関係は悪化したままだった。若手の失礼な行動などに、夜も目覚めてしまう不安と「いらだち」の状態が増えていきました。それを心配してくれた、(職位が高い方なので忙しいなか)上司と食事をさせていただき、「本業に力を入れてくれればいいよ」と言ってくれた優しさに触れ、年末を過ごしながら考えていく。

2.原因

 原因は、余計な反応をしてしまいが「怒り」を感じてしまったこと。これは、本当の動機・目的が、少しづれてしまったからだと思います。

 

 そもそも、今の仕事への動機

 (1)会社に貢献していきたい(お世話になった上司が引っ張ってくれて感謝)

 (2)少しでも、ITや技術の仕事ができていることに感謝

 (3)会社コミュニティをはぐくみ、経済的に(欲がない程度で)安定を得る

 

 ことだった。しかし、

職場に慣れるのに一生懸命頑張りすぎたせいか ふとしたきっかけで以下のような気持ちが芽生えてきている。

 (4)自分の経験をもっと活かしたい、若手を教育したいという気持ちが芽生えた

 (5)承認欲求:上司のため、活躍したいという気持ちが芽生えた。

 (6)他社否定:若いチームに対して「~すべき」という提案が増えてきた

 

3.対策

 「もやっ」と眠れないときがあったときに「理解」に努めればよかったです。今更ですが、検討した結果です。

 

1STEP 言葉で確認する (ラベリング)
    (4-1)若手一人の失礼な行動に、自分が少し「怒っていた」

    (4-2)若手一人の不安や焦りを汲み取ってあげられなかった

    (5)上司の期待を得たいという欲がある。 

    (6)チームをよくするには ~すべき という提案が多すぎた。

  

2STEP 今の感覚を意識する (マインドフルネス)
 目を閉じてて考えてみた。今の状況が本当に正しいのか、理解を深める。若手一人を汲み取ってあげる部分も必要だったかもしれないが、彼は他の人に怒りを与えている事実もある。自分が心に傷を負いたくない気持ちが勝っているためかなり難しい。今は、上司が提案してくれた通りに、時間をおいて暫く接しないように努めることがよい。と考える。

   
3STEP 分類する

   3-2  怒り が若干あった。
    (4-1)若手一人の失礼な行動に、自分が少し「怒っていた」

    (4-2)若手一人の不安や焦りを汲み取ってあげられなかった

   3-1 貪欲 ~  求めすぎ、期待すぎ が若干あった。
    (5)期待を得たいという欲がある。 

   3-3  妄想:思い込み(すべき) と思われる行動もあった。
    (6)チームをよくするには ~すべき という提案が多すぎた。

 

4.自分肯定 エクササイズ

 ・ある事象に、「怒り」として反応したことはまずかったが、若手一人の問題が非常に大きかったが、我慢してきた部分で自分は成長できた。若手一人の難しい性格も理解できたと、距離を保てる機会になったと考える。

 ・お世話になった上司に役立て、会社に貢献したいという気持ちは本当であり、間違った動機ではない。ただし、結果として上司が喜ぶ行動だったかをもう少し冷静に考えて対応していけたとも思うので反省したい。

 ・チームを変えたいという気持ちが強いと思われたのに注意が必要だが、事実プロジェクトが良い方向に進んでいた。また、プロジェクトリーダーの方針に沿った正しい行動でもあった。半分は、運がないと考えてよい。

 最終的に、上司と食事をして、コミュニケーションができたことに感謝。これから、成長する機会だったと思う。

5.正しい動機を考え直す

   慈 : 自分と関わる相手の幸せを心から願う

⇒ お世話になった上司はもちろん、会社全体を俯瞰して、冷静な判断(いらっとしたら、もっとこまめに相談)をしていこう。

   悲 : 相手の悲しみに共感する

⇒ 今よりもっと、話を理解して共感することを大事にしていく。
   喜 : 皆さんが喜んでいることに共感する(いいねする)

⇒ 今よりもっと、チームの方針を共感する努力をしていこう。
   捨 : 欲・怒り・妄想を手放す

⇒ 怒りで反応せず、そういう人なのだと「割り切る」。「たいしたことない」と思う気持ち。(問題が面倒)チームを変えるなど考えず、まずは乗っかってみよう。もし提案する場合も、もっと時間をかけ丁寧に対面で話していくようにする。