郊外暮らしの最適ライフ

最適なハッピーライフを目指しま~す。テーマは、「食」「投資」「教育」です。郊外で、エンジニアしてます。

【読書】「藁にもすがる獣たち」曽根圭介を読んで

江戸川乱歩賞者の曽根圭介さんのデビュー作品。

【概要】

 本作品は、「家業の床屋も廃業し、認知症の母の世話をしながらサウナでのアルバイトで生計を立てる。ある日、客がロッカーに置き忘れたバッグに気付き、中に大金を発見する。そんな訳ありのバッグをめぐり、失踪した恋人が残した多額の借金の取り立てに追われるヤクザと癒着していた刑事はじめ、DVの旦那に嫌気してデリヘルでバイトする主婦、など、すぐにも大金を必要としている欲望にまみれた者たちが運命を大きく狂わせていくストーリー。」

【感想】

 アンダーグラウンドなサスペンス感、がたまらなく気持ちいい。ストーリーは、藁にもすがる登場人物たちのエピソードが、交互に描かれ、終盤になるにつれ、それぞれがつながり、物語は意外な結末へと進んでいくといった作品。一気読みしてしまいます。韓流ドラマのドロドロ系や、東野圭吾さんとかの作品が好きな方はぜひ!