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【NISAで高配当ならいいかも】New オールカントリー アムンディ・インデックスシリーズ

オールカントリーで、注目されている投資信託を調べました。NISAで購入できる高配当系のファンドとして注目です。ただし、NISAでの積立投資はできません。(NISAだと、成長投資枠のみになります)

1.アムンディ-(アムンディ・インデックスシリーズ)オールカントリー・高配当株

1-1 概要・特徴

(アムンディNew投資信託)は、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス の中から高配当利回り銘柄をチョイスしているところです。その分、配当金がもらえるという仕組みですね。

 ■リスク

 信託報酬が、eMaxisよりも3倍近く高いところが気になりますが、3%とかの配当金分を運用できると考えるとメリットがあるかもしれません。減配や無配になるリスクが高めである分、リスクは高いという部分は考慮しましょう。

 ■特徴

 オールカントリーの特徴である、先進国23ヵ国と新興国24ヵ国の大型株と中型株が含まれるところです。インドやアジアの銘柄が組み込まれることになります。その中から、高配当銘柄をチョイスするところです。今のところ689銘柄で、生活必需品、金融、ヘルスケア・エネルギー系が多いようです。上位は、やはり米国となっています。VYM ETFに近い感じですね。

1-2 アムンディ・ジャパンってどんな会社?

 パリに本拠を置くアムンディ アセットマネジメントの日本拠点で、100%子会社です。 アムンディ は、2009年12月31日に欧州有数の銀行グループであるクレディ・アグリコルソシエテ ジェネラル、グループ双方の資産運用 会社を統合して設立されています。世界TOP10位にも入っています。

 

1-3 米国高配当ETF(SPYD)とどっちがいいの?

 組み入れ銘柄的にETF(VYM)と似た感じになっていますので、あえてSPYDと比較してみます。SPYDは、米国のS&P 500 高配当指数に連動した人気うなぎ上りのETFです。NISA成長枠で購入できるところは同じですが、経費率が0.07%、アムンディNew投資信託の0.165%の方が高く見えます。ただ、SPYD自体が、S&P 500 高配当指数というところもあり、用途が違うので難しい判断になってきます。

 アムンディ高配当投資信託配当利回りが、SPYDの4%とさほど変わらない感じであれば、全世界の分散投資かつNISA利用を考えれば魅力は増します。静観というところかもしれません。

1-4 ちょっと気になる他の銘柄

 ちなみに、アムンディ-(アムンディ・インデックスシリーズ)オールカントリー・大型成長株というのも販売されていて、通常のオールカントリーよりも銘柄数をかなり絞っているようです。これはこれで、S&P500の世界版みたいで、いいかもしれません。またの機会にご紹介します。

 

1-5 最後に所感 

 足元は、米国の利下げやここのところ円高傾向にあやかりたい状況である。中期的にソフトランディングを想定すれば、株価も緩やかに下降しつつ1~2年で高値を超えてくる可能性は高い。日本株も連動してくると思われる。その中で、アムンディ高配当投資信託をあえて活躍させる場合、何といってもNISAの成長投資枠での選択になってくる。

 来年の構想は、

 ●積立NISAで、S&P500(またはオルカン)をMAXで投入。

 ●成長投資枠は、高配当ETFを5割。米国債ETFを2割。日本高配当を3割。

 としたいところ。ここで、5割の高配当ETFの代わりに、

 アムンディ高配当投資信託を選択するかになってくるだろう。