今回は、実践パート4の"オブジェクト色変え” のマクロ作りについて解説します。 エクセルで図形を入れてマップを作ったことはありませんか?その、その図形 (オブジェクト) を、ある条件に合わせて色を変えることで、視覚的にわかりやすく表現してみるマクロを紹介します。
なお、 この 「実践編」 は、すぐにでも業務に活かしていく方に向いています。 基礎的な「概要編」 は、 別のシリーズにアップしていますので、そちらも参考にしてください。
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前回:「スクレイピング」 について解説しました。
・今回:「オブジェクトの色変え ①」 問題設定と画面設計
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■要件について
目的
数値変化で、 色付けする機能を追加しよう (視覚化)
要件
エクセルで作ったマップ上の各オブジェクトにおいて、 どのオブジェクトが多くカウントされたかを 視覚的に見せる。 つまり、 カウントが多ければ色を濃くしていく。
使い方
部屋のお掃除を、 どれだけ行ったかをマップで表現します。 色の薄い部分は､頻度が少ないので掃除が必要といった使い方になります。
色とカウント (頻度) の関係
■ 画面について
以下のような、オブジェクトをレイアウトします。 それぞれのオブジェクトが､カウント数に合わせて色が変わります。 右上の青いオブジェクトが､マクロ開始ボタンになっています。
■ オブジェクトの番号 (No) を確認する
(1) エクセルで "map” シートを作成します。 そして、 上のタブ挿入から 「図形」 をマッピングしていきます。
(2)番号確認
エクセルの上部にあるホームタブ→「検索と選択」 →オブジェクトの選択と表示
右側にオブジェクト一覧が表示されます。
下から上に向かって番号が割り当てられています。
もし、オブジェクト番号を変更したい場合はこの並び順を変える必要があります。
今回は、以上です。 次回は、リストを作り、コーディングしていきます。
最後に、視覚的に見せることは、多くの気づきやアイディアを創出することに繋がります。 工夫次第で活用できるマクロになっていると思います。
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